2014年11月19日水曜日

ヴァルキリープロファイル 攻略&感想| PSP版は面白い?PS版の違いとは?(レビューまとめ)

『ヴァルキリープロファイル-レナス-』は、2006年にスクウェア・エニックスから発売されたPSP専用ゲーム。ジャンルはアクションRPG。1999年に発売したPS版『ヴァルキリープロファイル』の完全移植版。だからタイトルも区別化するために『レナス』が新たに表記されてます。

ちなみに詳しい攻略情報は後半の方で書いてます。


あらすじ・ストーリー内容

『ヴァルキリープロファイル』のあらすじを軽く説明しておきます。世界観は北欧神話をうっすらとモチーフにしていて、オーディンといった神様が登場するんですが、主人公・戦乙女(ヴァルキリー)のレナス。

このレナスの目的は、人間の魂(エインフェリア)を集めること。そして人間界で育てて強化して、その後に神界に転送すること。これをオーディンから命じられている。

何故なら神界アスガルドでは、まさにアース神族とヴァン神族による最終戦争(ラグナロク)が行われようとしている直前だったから。そこでヴァルキリーといったアース神族は、エインフェリアたちを戦士として活用しようと画策する。

果たしてレナスはオーディンは無事ラグナロクで勝利を収めることはできるのか?といったストーリー。

ただ、このラグナロクが始まる時期はあらかじめ決まってるので、実はこの『ヴァルキリープロファイル レナス』では時間制限がある。だから全登場人物たちをコツコツと育てることは不可能。いかに限られたその時間内で、エインフェリアを育て上げてラグナロクを戦うメンバーを育てるかが肝になるゲームとなります。


違いはほとんど皆無

とりあえず気になるのがPSP版とPS版の違い。こういうゲームのリメイクでは、大胆にグラフィックが一新されることも多いです。

ただ結論から書いておくと、ほとんど違いはありません。グラフィックの汚さはPS版そのもの。良くも悪くも完全移植。テレビ画面で遊んでいたのを、そのままPSPの画面でプレイするってだけ。

でも細かい部分では若干の違いもあります。例えば追加された3DCG映像が何点かあります。 PS版でもCG映像はありましたが、1990年代のCGはやはり雑でした。それがPSP版ではかなりクオリティーがアップして、それなりにキレイな映像が流れます。それ故に汚いままのメニュー画面などとのギャップ感がすさまじい(笑)

あとはPSP版では冒頭のメーカーロゴなどがスキップ可能になってます。PS版では確か不可能だったので、地味に嬉しい配慮かも知れません。


レナスの面白い点

とにかくバトルが痛快でハマる!

とにかくモンスターとのバトルシステムが痛快。初めてPS版をプレイした時は、かなり衝撃的だった。

初期のFFチックな横スクロールバトル。左側にモンスターがいて、右側に4人味方キャラクターが並んでる。味方の配置は、コントローラーのボタンと同じくヒシ形。そして攻撃方法は、その◯×△□ボタンを押すだけ。◯ボタンを押せば、同じ位置にいるキャラクターが攻撃してくれる。

だから、実にシンプル。ボタンをタイミングよく押して、味方同士のコンボを繋げていく。コンボが増えていくと、超特大な必殺技や大魔法を繰り出せる仕組み。最初は奇をてらいすぎやろ…と馬鹿にしてたんですが、いざやってみるとハマるハマる

コンボを繋げるだけではなくタイミングさえ合えば、魔晶石というクリスタルをモンスターが落とす。この魔晶石は経験値を数%アップさせる代物。だからモンスターが大量に魔晶石をブワーッと落とした時の気持ち良さったらない。

だから一回一回のバトルにやり甲斐がある。

まさに、このバトルシステムこそがヴァルキリープロファイルの最大の醍醐味。キャラクターの一挙手一投足にボイスも用意されてるので、小気味よく遊べて飽きない。


エインフェリア同士の繋がり

基本的にキャラクターは一度死んだ後、エインフェリアとして主人公ヴァルキリーの仲間になる。ただその死に至る過程で、ドラマチックな展開がある。「実はこのキャラとキャラは知り合いでっせ」みたいな背景がある。

ただ親切にそれは教えてくれないものの、コッソリ楽しめる。


レナスのつまらない点

ダンジョンが超絶的に複雑

『ヴァルキリープロファイル-レナス-』のジャンルはRPGですが、アクションゲーム要素も多い。

例えばダンジョンの中に入って散策して、仕掛けを解いていく。シンボルエンカウント方式を採用してるから、モンスターのアイコンが動き回ってる。ソードで攻撃すると戦闘が始まる。

ただ、そのダンジョンが上下や前後に向かうだけの一本道ではない。奥と手前で複雑に構成されてるので、ものすごく空間把握能力が必要。しかもどこに移動しても、背景が同じに見える。一応マップが用意されてるものの、ゲーム初心者はかなり辛い。自分は攻略本を読みながらプレイしましたが、それでも四苦八苦。


極端に強すぎるモンスターがいる

とにかく極端に強いモンスターが登場する。具体的に言うと、ドラゴンゾンビ系。名前からして強そうですが、なんと弱点以外の攻撃には0か1のダメージしか与えられない。アイコンを見ればドラゴンゾンビ系かは把握できるものの、避けることは不可能だからどちみち意味がない。

でも逆に弱点を突きさえすれば一撃死させることも可能。正直ゲームバランスは悪い。


武器を変更すると設定したスキルが外れる

ヴァルキリープロファイルでは、スキルなるものが用意されてる。ターン終了時に自動的にアイテムを使う「オートアイテム」であったり、行動不能に陥っても自動的に復活する「ガッツ」など。他にも攻撃系のスキルが用意されていて、バトルを有利に進める上で、スキルを装備するのは必定。

ただ武器を変更する度に、そのスキルが勝手に外れよる。「オートアイテム」などが全然発動せえへんなー…と思ったら、スキルが外れただけ。これに気付くのに時間を要した。

他にもスキルだけではなく、キャラクターには攻撃する動作が3つ用意されてる。この順番によってモンスターに攻撃が当たったり当たらなかったりする。この動作の順番も設定できるんですが、やはり武器を変えると外れる。

ひたすらシンプルに面倒くさい。


クリア時間とプレイ時間

ヴァルキリープロファイルでは難易度が、イージーからハードまで3つ用意されてる。そしてエンディングも3つ用意。Aエンディングがハッピーエンディング、Bエンディングが平凡なエンディング、Cエンディングが失敗。

その各々でどれぐらいの時間を消費するか見て行きたいと思います。

まずはハードモードでAエンディングを見た場合、40時間00分25秒。主人公のヴァルキリーがレベル59、エイミがレベル52、リセリアがレベル46、ジェイクリーナスのレベル51。

クリアとエンディングのストーリーは兼ねてて、基本的にラスボスを倒すまでの過程が長い。映像も豊富で、何故そこに至ったのか、主人公・ヴァルキリーの苦悩などがたっぷり描写。だから、ガチのエンディングはスタッフロールがひたすら流れるだけ。逆に味気なかった。

続いて、ハードモードのBエンディングだと37時間25分46秒。キャラクターのレベルは上記とほぼ一緒。ただAエンディングと異なり、ただBエンディングではドラマが展開されずボスを倒すだけ。3時間という時間差を見れば、いかにAエンディングのストーリー部分が長かったか分かるはず。

そしてエンディングロール後、Aエンディングを達成するヒントをブラムスやレザードなどが意味深メッセージを残す。ただそれを読んでも、普通はピンと来ない。Aエンディングを迎える詳細な条件は以下。

ちなみに、どのエンディングでもクリアするとセラフィックゲートという裏ダンジョンへ行くことが可能。そのラスボス・イセリアクイーンを倒した時のキャラクターのレベルは、ヴァルキリー89、エイミ80、ブラムス80、レザード・ヴァレス82。


攻略本を率先的に利用すべし!

ただ自分は攻略本を読みながらのプレイ。悪かった点にも既に書いてますが、全体の地図を把握しないでダンジョンを攻略するのはかなり大変。

ダンジョンには色んな仕掛けがあるにも関わらず、同時にモンスターを倒さなきゃいけない。めちゃめちゃ手間。ただ「ディメンションスリップ」というアイテムをゲットできると、チャプター5以降はモンスターを素通り可能。逆に、この「ディメンションスリップ」がないとダンジョン攻略はかなり難易度がアップ。

特に後半のダンジョンは広いので、もしディメンションスリップがなかった場合、クリア時間は+20~30時間ほど余分に見積もっておいた方が無難。ゲーム初心者は心が折れて、ハードモードのダンジョンは行き詰まる人も多いか。

裏ダンジョンのセラフィックゲートを攻略する時にも、ディメンションスリップは必須。最初はチマチマとモンスターと戦って経験値をゲットする必要があるけど、ある程度キャラが強くなってくるとかなりダルい。

たとえ攻略本を使用しても初めてプレイする方は、50時間60時間以上は平気でかかりそう。


攻略のコツと難易度

ラスボス ロキの倒し方

ラスボス・準ラスボスがかなり強いので、簡単な攻略のコツ。

「倒されること前提」で、スキルにはガッツとオートアイテムを設定。AエンディングにしろBエンディングにしろ、炎系の攻撃を使うボスが多い。だから炎耐性があるスタンチェックを装備させておく。他には攻撃力や防御力を上げるアクセサリーの装備も可。魔法使いにマイトレインフォースなど補助魔法を唱えさせると尚良し。

ブラッドヴェインやラスボス・ロキの場合、とにかく力押し。

ただフェンリルに限っては、凍結させられる可能性が高いので、フリーズチェックを装備は必須。いちいち凍結してるとかなり面倒。でもアーティファクトで貰える紅蓮剣インフェルナスがあったら、一撃死するというお粗末すぎるボス。経験値が不要だったら、それで一発ボーンと倒すのもアリ。


Aエンディングを見るための5つの条件・方法

『ヴァルキリープロファイル』のAエンディング(真のエンディング)を見るのは、色んなステップを踏む必要があって難しい。少なくとも、偶発的に見れることはない。

そこでAエンディングを見るための条件を羅列。
①チャプター7までヴァルキリーの「封印値」を36以下に下げる。
②チャプター4でレザード・ヴァレスの塔を攻略
③チャプター5でメルティーナ・ルシオを仲間にする
④チャプター6でルシオを神界転送
⑤チャプター8で鈴蘭の草原に入る

②③④は簡単にクリアできますが、①が地味に難しい。そこで封印値を簡単に下げるイベントが用意されてる。それをチャプター4のレザード・ヴァレスの塔を攻略する直前で、鈴蘭の草原、ブラムス城、ジェラルベンの街へ行くこと。そうすると自動的にイベントが始まって、ヴァルキリーの封印値が下がる。

ただエインフェリアを神界転送すると封印値が上がるので、チャプター5と6で神界転送をするのはルシオと、残り2人だけに留めておくことも忘れてはいけない。

だから真の答えに辿り着くには、キッチリその計画通りに進めざるを得ないので、悪い意味で余計な遊びの部分が少ないのが玉にキズ。


ディメンションスリップの入手法・手に入れる方法

先程も言及しましたが、ダンジョン内のモンスターと遭遇しないアイテム「ディメンションスリップ」の入手方法。このアクセサリーの有無次第で攻略難易度が格段に変わる。

ディメンションスリップは宝箱には落ちてないので、あるアイテムを変換することで手に入れられる。まずチャプター4のレザード・ヴァレスの塔で「配列変換の宝珠」をゲットする。それを装備した状態で、アーティファクト「ドライアドの樹皮」を特殊配列変換したら出来上がり。だからレザード・ヴァレスの塔の攻略が必須。

ちなみにアーティファクト「蘇生秘宝書」「妖精の瓶」からは、特殊配列変換でオリハルコンが生成。これを更に特殊配列変換すると上級配列変換の宝珠が作れる。それで更に強力な武器や防具が生成可能だから是非覚えておきたい。


効率的な進め方

基本的にチャプター5以降は、モンスターと戦わなくても良い。経験値をたくさんもらえるモンスターがいるので、そのモンスターとだけ戦ってれば良い。

だからヴァルキリープロファイルの効率的な進め方は、ダンジョンの攻略とレベル上げは分けて進行した方が効率的。

レベル上げしやすいダンジョンを列挙すると、チャプター3だとカミール村の奇岩洞窟。チャプター4以降だとレザード・ヴァレスの塔は、ドラゴン系。チャプター6以降からは、亡失のディパンに登場するイビルアイが狙い目(ただしハードモードにしか登場しないので注意)。

最終のチャプター8を迎えると、ラストダンジョン(Aエンディングではアスガルド丘陵、Bエンディングではヨツンヘイム宮殿)がベスト。何故ならモンスターが何度でも復活するから。

ちなみに裏ダンジョンのセラフィックゲートだと、第2階層にいるアビイスが狙い目。簡単に魔晶石を落としてくれるので、1回の戦闘でレベルが2~6ぐらい平気で上がる。


総合評価・評判・口コミ

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『ヴァルキリープロファイル レナス』はとにかくバトルがハマる。最近だと感覚的に遊べるスマホゲームが流行ってますが、それに近いノリがあって、先見性すら感じる。多くの人に一度はプレイしてほしい戦闘システム。

アクション部分はゲーム初心者には難しいものの、逆に言うと攻略しがいがある。PS版をクリアしてかなり年月が経ちましたが、それでも久々にプレイしたらやっぱりハマった。ただし攻略本は必須。地図やマップがないとかなり辛い。

◯ゲーム性…★5◯やりこみ度…★4.5
◯コスパ…★5◯初心者向け…★3
◯点数…93点!
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