2015年11月13日金曜日

FF12 レヴァナントウイング 攻略&感想| スマホゲーム的で案外面白い件【レビュー まとめ】

『ファイナルファンタジー12 レヴァナントウイング』は2007年にスクウェアエニックスから発売された、DS専用のシュミレーションRPGゲーム。PS2専用ソフトの「ファイナルファンタジー12」のスピンオフというのか、続編的な位置付け。

ちなみに詳細な攻略情報は記事後半に列挙しています。


FF12 レヴァナント・ウイング あらすじ物語ストーリー 内容

だから主人公はヴァンとパンネロ。ネタバレしておくとパンネロはウィリスという亡霊にホレてしまったり、ヴァンは相変わらずモテません(笑)

あとからバルフレアやフラン、アーシェやバッシュも仲間に入るものの、バルフレアからは渋さが消えてます。新キャラクターはヴァンの子分・フィロとカイツ、エグル族のリュドぐらい。バッガナモンやリッキーとかも登場しますが、個人的に覚えてませんでした。

だから舞台は同じくイヴァリース。グレバドス遺跡でナゾの秘宝をゲット。浮遊大陸レムレースへ旅立ったものの、そこはエグル族が平和な生活を送っていたものの結界が壊れて、悪い空賊たちに支配されつつあった。それをヴァンやパンネロたちが救う…みたいな展開。ミッションをこなしていく流れで、合計10章分が用意されています。

バトルシステムはPS2版FF12と似てます。敵と遭遇すると自動的にキャラクターは攻撃する。ガンビットも用意。スペック的にしょぼいDS用ゲームだから2Dグラフィックですが、タッチパネルでキャラクターを選択して、コマンドを入力したり特定の敵に攻撃させたりする。

ただキャラクター以外にも操作できるのがいて、それが召喚獣(幻獣)。ラムウやオーディンといったお馴染みのものから、雑魚モンスターまで幅広い種類がいます。ライセンスリングで聖石を使うことで操作できる数が増えます。限られた特定の場所からこれら次々と召喚することで、バトルを有利に進めていきます。



FF12 レヴァナント・ウイングの面白かった・良かった点

バトルが意外にハマる

ユーザーは基本的に「戦闘が終わるのを待ってる」だけなんですが、意外にハマった。最近だと『ゲーム・オブ・ウォー(Game of War)』のようなスマホアプリに近いと思います。

召喚獣を無数に登場させられるので、バトル自体は案外こじんまりしてない。移動させるだけでワラワラと召喚獣が付いてきて、さながら大名行列を髣髴とさせます。

一方で「ユーザーの戦闘時の自由度少ない」という批判もAmazonではありました。何故なら、Xボタンで全員を選択して「敵を全員で攻撃」すれば、基本的に勝てます。


古いDSゲーム作品としてはCGが多め

2007年に発売されたゲームなので多くを期待するのは禁物ですが、意外にCGシーンが多め。反面、キャラクターボイスには対応してません。

二画面をフルに使うのは良いんですが、上下の画面で一人のキャラクターを描くことも多く、身体が真っ二つになってるようにしか見えないことも(笑)

ちなみに世界観が同じ『FFタクティクス A2』とキャラクターデザインがほぼ同じ。モンスターとか特に酷似。BGMも一度聴いたことがあるようなないような。


FF12 レヴァナント・ウイングの面白くなかった・ダメだった点

ゴチャゴチャすると操作しづらくなる

バトルが意外にハマると書きましたが、敵味方関係なくキャラクターが増えすぎるとゴチャゴチャしまくり。ワチャワチャ感もハンパない。

例えば味方を復活させたい場合、そのキャラを選択しようにも敵を選択してしまったりする。回復役の幻獣や関節系の幻獣は敵とは遠く離れて立ってる。ただあまりに数が多すぎるとそこでせき止められて、攻撃役が前へ移動できずに右往左往。AIがバカ。

キャラクターが多い弊害として、急な細かい操作が難しくイライラさせられることが多い。セレクトボタンで一時停止した状態で、じっくり行動を選択できるようにしても良かった。


セーブをミッション終わりに毎回求めすぎ

バトルというかミッションが終わると毎回セーブを要求してくるんですが、ひたすらウザいだけ。

序盤でこそ切れ間なくバトルが立て続けに起きますが、必ずしもセーブしなきゃいけない理由はない。戦闘後に得た武器や防具を装備する場合やライセンスリングで新しい召喚獣を復活させるなど、意外にコッチもやることがある。

気を利かせてくれるのは嬉しいんですが、だとしたらオートセーブをやってくれ。



FF12レヴァナントウイングのクリア時間・プレイ時間

『FF12 レヴァナントウイング』のクリア時間は18時間10分。わりとサクサクっとクリアできます。

ミッション消化率は92%。ラウンジにいるパンネロと会話した後、ブリッジの掲示板を見ると食材ゲットのミッションをこなせます。細かいサブミッションをスルーすれば15時間程度のプレイ時間でも十分クリア可能。

各キャラクターのレベルはヴァンが78、パンネロが73、フィロが72、カイツが76、リュドが78。召喚獣を使役できるキャパシティが低い後から加入してくるキャラは少し起用しづらい。

ラスボス戦は少し余裕気味だったのでもう少し低くても問題ないですが、レベルが60台だと辛いと思います。


FF12 レヴァナント・ウイングの攻略のコツと難易度

『ファイナルファンタジー12 レヴァナントウイング』の難易度は平凡レベル。前述のように「ゴリ押し」だけで勝てます。

若干強いボスがいたり、やたらとモンスターが登場するところもありますが、基本的にレベル上げだけで対応可能。1回バトルを終えるとレベルが1上がる感じなので、そこまで時間も消費しないはず。例えば最強の召喚獣・ゾディアークはレベル95前後なんですが、コチラがレベル99に到達するまでやはり時間はかからないと思います。


属性を意識して弱い幻獣はすぐ戻せ

ただもう少し丁寧にバトルを進めるのであれば、「属性」を意識して召喚すればオッケー。火属性に弱いモンスターが多かったら、イフリートあたりの火属性幻獣を召喚すればオッケー。あと後半になるとレベル1の幻獣はさっさと戻して、レベル2以上の幻獣を召喚するのがベター。


宝箱は毎回ゲットすべし

マップ上にはたまに宝箱や鉱物が設置されてます。是非ゲットしておきましょう。特に序盤は武器や防具が販売されてないので、宝箱で手に入る武具は役立ちます。ちなみに3章以降になってトマジが販売してくれます。


攻撃役と回復役の幻獣は別々に召喚すべし

基本的にゴリ押しで勝てるものの、敵味方含めてキャラが増えすぎると、何が何やか分からなくなる。前述のように回復役の幻獣が邪魔になって、攻撃役の幻獣がウロウロと迷子のような状態になったりする。非常にムダ。

だから幻獣をまるごと移動させる必要があります。そこで回復役の幻獣はパンネロやカイツといったサポート系キャラクターだけが召喚、攻撃役の幻獣は同じく攻撃系のヴァンやリュドで分けて召喚しておくと、回復役の幻獣たちが邪魔で右往左往してても、パンネロごと移動させるだけいい。



ラスボス・フォルサノスの倒し方

自分は一度も敗北したことがなかったんですが、レベルが低かったのもあってラスボス戦では負けました。そこでラスボス・フォルサノスの倒し方を軽く説明したいと思います。

まずは以上の攻略法も駆使して、フォルサノスの両腕を倒します。とりあえず全員でゴリ押し。ここを倒せないようであれば話になりません。とにかくレベルを上げてください。

でも、この後、すぐ真ん中のフォルサノス本体は攻撃せず、階段下あたりでヴァンなど攻撃キャラは待機させ、更に後続には回復役のパンネロを待機させておきましょう。

ファイナルファンタジー12 レヴァナントウイング フォルサノス戦
ただカイツだけをこの位置まで移動させます。そうすると出現する雑魚モンスターが右上隅でたむろします。近接系のモンスターなので、結果誰も攻撃されません。この間に召喚獣たちのレベルをアップさせます。

フォルサノス本体を攻撃したい場合、カイツの範囲攻撃の魔法を2・3度使えば雑魚モンスターたちは全滅しますので、あとは勝手にバンバン攻撃してくれます。待ってる時間がヒマなので、カイツはフォルサノスを攻撃してても構いません。

ちなみにフォルサノス本体のHPが半分を下回ると中ボスを出現させて、自身は強力なレーザー砲を発射してきます。この状況になれば一気に畳み掛けましょう。

ただし階段下にいればレーザー砲は当たらない模様なので、パンネロだけは動かさないようにしましょう。もちろん回復魔法がヴァンたちに届く距離に配置させてください。


FF12レヴァナント・ウイングの総合評価・評判・口コミ

『FF12 レヴァナントウイング』の感想としては、バトルは面白い。「奥深さはゼロ」というAmazonでのレビューがありましたが、言い得て妙。ガンビットも一個だけしかセットできませんし、使役できる召喚獣の数も知れてる。

でも良く言うなら、『FF12レヴァナントウイング』は最近のスマホゲームやスマホアプリに近い。決して面白くないってことではなく、意外にチマチマと遊べると思います。クエストが配信されてるわけではないので、延々と遊べ続けるわけではありませんが、20時間30時間も遊べれば十分かな。少なくとも、買って損はあんましないかなと思います。
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