2014年12月20日土曜日

ゼルダの伝説 大地の汽笛は面白い?攻略&感想| タッチペン操作+息を吹くという究極の愚行コラボ【DS】

ゼルダの伝説 大地の汽笛の攻略感想
『ゼルダの伝説 大地の汽笛』は、2007年に任天堂から発売されたアクションアドベンチャーゲーム。ニンテンドーDS専用ソフト。




ゼルダの伝説 大地の汽笛 内容あらすじまとめ


夢幻の砂時計」に続くDSのゼルダシリーズの二作目。だからタッチペンオンリーでストーリー進めていく設定は同じ。ただそこへ「息を吹きかける」要素も追加。それがタイトルにある『大地の汽笛』。

舞台は再びハイラル王国。神の塔がバラバラに破壊され、各地に張り巡らされた線路も消滅。主人公のリンクはそれを復活させる旅に出る。ゼルダ姫もさらわれるものの、何故か魂だけが戻ってくる。大地の汽笛では、リンクとゼルダ姫が二人三脚で攻略していくゲーム。


大地の汽笛の面白かった点

ファントム操作

前作の夢幻の砂時計関連で言うと、敵ファントムをゼルダ姫が憑依することで操作できる。だから『大地の汽笛』では前作ほどファントムは無敵ではない。リンクとファントムゼルダの操作を切り替えつつ、展開を打開していく。

イライラさせる部分がやっぱりあるが、百歩譲ってあげて評価。せいぜい主だった特徴はこれぐらいか。


ムチというサブアイテム

サブアイテムにムチが追加。ぺしんぺしんアハンアハン…みたいなことは当然ないですが、他のサブアイテムより比較的操作もしやすかった。樹の枝に引っ掛けて、ターザンみたいに移動しまくるのが良かった。


ユーザービリティーは少しだけ改善

『ゼルダの伝説 大地の汽笛』は前作より、少しだけユーザービリティーが改善。

例えば、移動中にはメニュー画面が消える。また選択すると敵の頭上に矢印が表示される。他にも、映像のスキップがスタートボタンで可能。まあ数mm程度の進化。

音楽がロマンチック

BGMは悪くない。冒険感が表現できてる。任天堂は音楽だけは良い?



大地の汽笛の悪かった点・つまらなかった点

大地の笛の操作が激ムズ

『ゼルダの伝説 大地の汽笛』では、最大のキーアイテムが大地の笛。ストーリーの進行上も必須。

その大地の笛は、DS本体のマイクに息を吹きかけると音が鳴る。タッチパネル画面で大地の笛を左右に動かすことで、ハーモニカのように吹くことも可能。

ただ、これがクソ難しい。実は同時に色んな作業が求められる。上の画面で音階を確認しつつ、タッチペンを正確に動かして、マイクの位置を見ながら息を吹こうとしても、自分の右手が邪魔をする。

しかも、何故かマイクの感度が悪すぎて息の当たり判定が厳しい。本体で調べると感度はビンビン丸だったので、『ゼルダの伝説 大地の汽笛』側の設定の問題?

例えば、占い婆さんの問いに喋って答えるミニイベントがある。そこで自分が「ヤギ座」と答えたら、まさかの「おとめ座」と認識された。何一つ正解してないどころか、一文字増えるという珍現象。ちなみに、ここでたまにバグるので注意。もっとまともなプログラム組めよ。

しかも、奏でなきゃいけない音楽のリズムが結構早い。ホコラを仕切ってる爺さんキャラクターは何度も練習させてくれるものの、それが正解してるか間違ってるかも教えてくれない。

だから「この操作で合ってる?合ってない?」とモヤモヤしたまま始まって、結局、失敗。その後の爺さんキャラの説教がウザすぎて、怒りで思わず身悶える。

『ゼルダの伝説 大地の汽笛』というゲームの肝のはずなのに、そこに対する配慮が微塵もない。太鼓の達人のようにタイミングよく息を吹くとかで十分。そもそも何回か失敗したら、もう自動的にクリアさせろよ。



タッチペン操作が相変わらずダメ

相変わらず、『大地の汽笛』でもタッチペン操作がダメ。良かった点でユーザービリティーが多少向上したと既に書いたが、それでもムダにボタンが多い。人間が一度に行える操作には限度がある。もっとシンプルさが欲しい。

また敵を攻撃しようと思って、トントンとタッチペンで叩いても、リンクが回転移動しよる。自動的にコマンドを処理する部分が少ない上、その自動的に処理するプログラムが際立ってポンコツ。

全くもって行動にメリハリがなくて、操作性が不愉快だったのは『大地の汽笛』でも変わらず。よくこんなんで発売したなレベル。



汽車での移動が面倒

『ゼルダの伝説 大地の汽笛』ではフィールドマップは、基本的に汽車で移動する。

前作の夢幻の砂時計よりマシだが、前に進む・後ろに戻る、レールを切り替える、敵を攻撃する、という操作の切り替えがやっぱりポンコツ。また前作より道は迷いうことは少ないが、一本道すぎるが故に敵列車が来ると逃げ道がない。

やっぱり大地の汽笛でも乗り物移動はダメ。



大地の汽笛のクリア時間・プレイ時間

残念ながら、『ゼルダの伝説 大地の汽笛』は未クリア。悪かった点で指摘した、大地の笛の操作で挫折。中盤の火の神殿直前の「火のホコラ」。そこを仕切ってる爺さんが出した音楽の課題がクリアできなかった。

だからまさかの敵が強すぎて行き詰まったとかではなく、味方であろうジジイのせいでゲームが行き詰まる。まさにフザケンナ!って話。

ただ『大地の汽笛』を中盤ぐらいまでクリアして感じたのは、感覚的には多分前作と同様に20時間もかからないはず。



ゼルダの伝説 大地の汽笛 難易度と攻略のコツ

とにかく「息を吹いて音を鳴らす」というイベントが難しい。息が簡単に反応しない。『大地の汽笛』のソフト側でそう設定してるのか、とにかくタッチペン操作と同時で行うのが無理ゲー。

考えてみると、そもそも本体のマイクの位置からして何も考えてない。

右手でタッチパネルを操作しつつ、右下にマイクの位置って、どう考えても邪魔やん。全然反応しないから直接マイクに口をつけて吹いたら、DS本体がちょっと臭くなる。それでも上手く反応してくれないので、余程プログラムが使えないのか。

ただ鼻息だと上手いこと反応した。

あと一度覚えた歌は、その後も利用しなきゃいけない。その度に、また面倒くさい操作を求められるので、ボタン一個で自動的に再生しろよと言いたい。つくづくユーザーに対する配慮に欠けるゼルダシリーズ。


ゼルダの伝説 大地の汽笛の総合評価・口コミ評判レビューまとめ




『ゼルダの伝説大地の汽笛』の感想としては、息を吹きかけるイベントがマジで要らん。そこに前作と同様に使えないタッチパネル操作を掛け合わせるなんて、まさに愚の骨頂。

どうでもいい演出は、サクッとクリアできる助け舟システムを完備すべき。何故、こんなどうでもいいイベントでゲームを行き詰まらせなきゃいけないのか腹立たしい。

「クリアさせないゲームは欠陥品」という判断から、『ゼルダの伝説 大地の汽笛』の点数は大幅に減点とりあえず任天堂さんには金を返してほしい。

◯ゲーム性…★2◯やりこみ度…★1
◯コスパ…★1.5◯初心者向け…★1.5
◯おすすめ度…40点!

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